●30a
最初に Linuxをインストールしたのが確か 97年の 7月頃。確か kernel2.0.30だったと思う。それから2年ぐらいは「たまに起動していじってみる」程度。本格的に使うようになってからはまだ1年そこそこ。
……という使用歴で、本日初めて
「ハングアップ」を経験しました。最初、aotokageに telnetしようとしたら入れない。おかしいな、と思いつつもキーボードとディスプレイをつなげて rebootしてみる。その後しばらく正常に動いていたのだが、「telnetで入ろうとしたら突然リセットがかかる」現象が2度続けて発生。もう一度キーボード、ディスプレイを繋いでみたら、まったくキー入力を受け付けなくなっていた。aotokageにはリセットボタンのような洒落たモノはついていないので、仕方なく電源断→電源再投入。fsckの修復を経たら正常に動くようになった。エラー報告は以下の通り。
root@aotokage:~# tail /var/log/syslog
Apr 28 04:40:08 aotokage kernel: EXT2-fs error (device ide0(3,1)): ext2_readdir: bad entry in directory #162883: rec_len % 4 != 0 - offset=0, inode=1717920803, rec_len=28265, name_len=101
Apr 30 04:40:21 aotokage kernel: Unable to handle kernel paging request at virtual address 4e3d396b
Apr 30 04:40:21 aotokage kernel: current->tss.cr3 = 01611000, %cr3 = 01611000
Apr 30 04:40:21 aotokage kernel: *pde = 00000000
Apr 30 12:49:13 aotokage kernel: Unable to handle kernel paging request at virtual address 00c00000
Apr 30 12:49:13 aotokage kernel: current->tss.cr3 = 02129000, %cr3 = 02129000
Apr 30 12:49:13 aotokage kernel: *pde = 00000000
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いやぁ、boot失敗時の kernelpanicを除けば「初めてのハングアップ経験」です。最初のがファイルシステムのエラーだったことを考えると HDD異常の可能性あり、ということで aotokageの 5インチベイのカバー
*を開けて Quantum FBST2100ATのコントローラチップに触れてみると熱い熱い(^^; これが原因とは断定できないが、対策は施しておくことにする。
とりあえず HDDを固定しているプラスチックのマウンタから「チップ周辺の空気の流れをさえぎってそうな部分」をホットナイフ
**で焼き切り、いつか使うだろうと買っておいたビデオカード用のヒートシンクをチップに貼りつけておく。ついでに同様の経緯でジャンク箱に入っていたリセットボタンも取り付けておいた。
aotokageは近々予定している引っ越し後に IPmasquaradeルータ、sambaファイルサーバ、httpサーバなどになってもらおうと思っているので HDDの増設も考えていたりする。しかしこうなると HDD冷却も必要かもだ。ついでに言うとベイのふたが 3枚並んでのっぺらぼうなのも格好悪いので、この部分に取り付ける冷却装置&温度計でも自作しようかなぁ。黒系のアクリル板なんか貼りつけると格好良さそうだし。
*
aotokageは デスクトップケースを縦置きにし、5インチベイにマウンタを付けて HDDを縦置きで内蔵している。3つある 5インチベイにはその HDD一個しか入ってないのでベイのカバーを取ると HDDに触り放題なのだ。
** コテ先の代わりに釘を取り付けたハンダゴテとも言う。