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▼19a
(※1)恐ろしいのはワタシの低脳さである
このサイトでは数年前からmrtgを導入しているのだが,ここしばらく気になる点があった.
本来なら別の数値が出るはずの,ネットワーク転送量のINとOUTが常に同じ値を示していたのだ.
ひさしぶりに他のサイトの mrtgを見てみると,やはり INと OUTはきちんと違った値になっている.というわけでいろいろ試行錯誤してみたわけ……というか,導入時に他のサイトを参照しただけで動作原理やらなんやらをよく理解してないまま入れていたので勉強しなおしというわけである.
今回はほぼ最新版である net-snmp5.4をインストール.sourceforgeから tar玉を取ってきて解凍伸張,configureのオプションは --prefix=/usr/localのみ.途中の質問はすべてリターン(Locationだけは"TOKYO"と入れておいた).
そして make && make test.テストの結果は最後の最後で……
(前略)
44:testing AgentX subagent in Perl (using NetSNMP::agent)...FAIL
(中略)
58:testing if snmpnetstat finds the running agent in udpTable....ok
59:testing full snmpwalk (SNMPv2c) against agent (may take time).....ok
Summary: 58 / 59 succeeded.
make[1]: *** [test] エラー 1
make[1]: Leaving directory `/home/rrr/net-snmp-5.4/testing'
make: *** [test] エラー 2
なぜだろー,と思って試行錯誤してみたところ,mrtgが動いたままだったのが原因のようでした(汗.気を取り直して make clean && make && make testしたところ,"Summary: 59 / 59 succeeded.".そのまま make installを実行.snmpd.confは以前のものを使いまわしでとりあえずプレーイ.ライブラリ周りで文句をいわれたが ldconfigをかけたら正常に起動しました.
……変わらない.mrtgが吐いている eth0の IN/OUTの値は相変わらずそのまま.とりあえず,今まで概念的にしか理解していなかった snmpについてふにふにと調べてみる.該当する MIBは IF-MIB::ifOutOctets.2と IF-MIB::ifInOctets.2らしいので walkしてみたところ,
[root@hatsukari]:snmp# snmpget -v 1 -c public 172.16.0.6 1.3.6.1.2.1.2.2.1.16.2
IF-MIB::ifOutOctets.2 = Counter32: 915123384
[root@hatsukari]:snmp# snmpget -v 1 -c public 172.16.0.6 1.3.6.1.2.1.2.2.1.10.2
IF-MIB::ifInOctets.2 = Counter32: 915123384
同じ数値だorz.もしかして安い NICだとハードウェア的に IN/OUTを区別して吐いてくれない? とか思いながら,1時間ほど試行錯誤.さじを投げかけたあたりで,ふと mrtgの cfgmakerを流してみたところ……
(前略)
### Interface 2 >> Descr: 'lo' | Name: 'lo' | Ip: '127.0.0.1' | Eth: '' ###
(中略)
### Interface 4 >> Descr: 'eth0' | Name: 'eth0' | Ip: '172.16.0.6' | Eth: '00-90-cc-42-3d-58' ###
(攻略)
いままで参照してた Interface 2が loopbackになっているではないか!orz.eth0は Interface 4ではないか! 今まで IN/OUTが同じで流量少なめながらも、それなりにグラフが書けていたのは内部LANの sambaやら IRCproxyの流量を見ていたのか!
気を取り直して,172.16.0.6 1.3.6.1.2.1.2.2.1.(16|10).2ではなく,172.16.0.6 1.3.6.1.2.1.2.2.1.(16|10).4を walkしてみたところ…….
[root@hatsukari]:snmp# snmpget -v 1 -c public 172.16.0.6 1.3.6.1.2.1.2.2.1.10.4
IF-MIB::ifInOctets.4 = Counter32: 1369725108
[root@hatsukari]:snmp# snmpget -v 1 -c public 172.16.0.6 1.3.6.1.2.1.2.2.1.16.4
IF-MIB::ifOutOctets.4 = Counter32: 3130138466
ちゃんと IN/OUT別の数字がきたわぁ(ぽわわわ).しばらく走らせてみたらグラフもきちんと異なる値(しかも今までとは比べ物にならない流量)で表示されている.
はい,随分理解できました.大概の状況では使いこなせるだろうというくらいに.
というわけで,snmpの知識がないまま「mrtgってあるんだ,かっこいいなー」というだけで導入しようとしている方には,mrtgと net-snmpを同時に導入する事はしないほうがいいでしょう.まず snmpを入れて存分に使いまくって勉強した後で mrtgを入れるべきだとワタシは考える.あとで後悔しますよやはり.
▼19d
ちなみに Interfaceのナンバーが変わっていた原因は
1年くらい前に kernel再構築した際に dummy0やらなんやらの Interfaceを有効にした事が原因と思われる.uname -aを見てみたところ,たしかにその時期に kernelを作り直している.
Linux Version 2.6.15.7-Zenmai.org_Hatsukari, Compiled #7 PREEMPT Thu Jun 29 19:30:48 JST 2006
証拠も発見したorz.端がわずかに IN/OUT別になってるのが分かるでしょう.
ああ,恥ずかしいが勉強になった…….
環井英恵 (2007/06/15 21:17)
朝日新聞その他もろもろのソースから、グッドウィルユニオンなる労働者組織が諸々の要求を会社に飲ませたという話(どうせリンクは切れるので貼りません)。
非正規社員でもグッドウィル並みに大きな会社で、社会問題にもなれば中小零細の正社員よりきちんと労使交渉が通るんだなあ、と素直に感心していたのだけれど、よくよく記事を読んでみれば「派遣労連・グッドウィル支部」がその交渉団体だとか。で、派遣労連でぐぐってみると……。
レイバーネットなる団体に繋がりました。しかも「グッドウィルユニオン」とやらの連絡先は全国ユニオン。あー、連合の構成組織ですかー、しかもレイバーネットとやら、妙に左巻きなリンク先がいっぱいでちょっとこれは……、な状態。なんでこういう人たちって「戦争反対」を同じ口から唱えないと気がすまないんでしょうか。妙なイデオロギーを絡めないと労働運動すらできない団体にお引取り願うのが労働者を守る一番の近道であるような気がしてなりませんが。日本では。
ちなみに「フルキャストユニオン」。このお子様向けケータイサイトが「フルキャストユニオンへようこそ!」と名乗っており、ぐぐるでのランキングもかなり上なんだが、何かの冗談ですよね……。
2ちゃんねるの関連スレなんかを読んでみると、「覚醒剤をもっていた」「片言の日本語を喋ったらしい」「漁船にエンジンがついている」というあたりから「工作員に決まってるじゃねーか!」みたいな嫌韓厨の書き込みが目立つのだが、ワタシは素直に「奇跡的な幸運が重なってたどり着いた脱北者」としか思えない。覚醒剤といったってわずか0.6g.商売になる量ではない。しかも大日本帝国暗部の精神的後継者である北朝鮮であれば、人民に食事を与えられなくても(いや、与えられないからこそ)、覚醒剤などは「栄養剤」感覚で配布されていてもおかしくはない。漁船のエンジンだってモラルハザード著しい彼の国ではコネとカネがなくても、スキで手に入るような気がする。
朝鮮人民軍における日本海最大の軍港であり諜報の拠点でもある清津周辺からなぜ無事出航できたのか? って話もあるんが、これも彼の国の国力の低下を印象づける話だ。やつらはすでに日本海で諜報活動をするだけの体力はないと考えていいと思うのだが。
恥ずかしながら今まで知らなかったオープンソースの3D天文エミュレータCelestiaすげー。起動してみるとそれなりに動作が重くて使えなさげにみえるのは、単にデフォルトの表示が「地球」になっており、地球にはテクスチャデータがいっぱいついているから、というだけの話。即座に「*」(後ろを向く)を押下すれば問題なし。「enter」押下で移動先を聞かれるので、目標天体の名前を打ち込み(名前はtabで補完されます)、「g」(Go)で移動、「f」(follow)で追跡となります。時間はツールバーからセットして、「L」を押すたびに-10倍速、「k」で+10倍速、「space」で一時停止。
マウスの挙動は、天体にあわせてクリックすれば天体名表示、さらに右クリックで情報をみたり、接近するなどの操作が可能。右ドラッグで平面移動、左ドラッグで今followしている天体を中心に移動、左右同時押しでドラッグすれば高速で天体に近づいたり離れたりできます(ホイールでの移動より楽)。
太陽系をみているとき・他の恒星系を見ているとき・他の銀河系を見ているときで追尾のレイヤが違うようで、それに慣れるまでは大変かもしれません。「f」をうまく使えば分かりやすいかも。
今のところアドオンファイル等は入れていないのでミルキーウェイ銀河とその周辺しか見られないのだけど、超銀河団なんかも見れたりするのだろーか(いやまだ観測されてないから無理か)。
がポストに入っていたので開けてみたところ……。
「本物件の契約に関して重要なご相談があります。つきましては6/10にお伺いいたしますので不都合があれば連絡頂きたく」と不動産屋と物件オーナーの連名の手紙が。
えーと……。
十中八九、これって「立ち退き話」ですよねorz.
つまり2年間で4度の「余儀なき引越し」ですか……。
詳細はまた明日。。
Tonbi_ko (2007/06/08 04:49)
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